漫画SWANについて
SWANは、1970年代後半〜80年代にマーガレットで連載された有吉京子先生の漫画です。
バレエと共に生きる聖真澄(ひじりますみ)ちゃんの人生を描いています。
私がSWANを好きな理由のひとつが、有吉京子先生のバレエの描写の凄さです。
私は、小さい頃に8年間バレエを習っていましたが、SWANは他のバレエ漫画と比べて、バレエの一つ一つのポーズやパ(ステップ)に嘘がないです。
私が子供の頃に読んだのは、以下の2作品です。
- SWAN (マーガレットコミックス 1〜21巻)
- SWAN 白鳥の祈り (マーガレットコミックス 1〜3巻)
SWAN白鳥の祈りは、SWANの姉妹編と呼ばれている漫画で、主人公はフィギュアスケーターの雫ちゃんです。バレエの魅力に目覚めて、頑張っていく物語になっています。
SWANの続編が描かれていた
ある時、インターネットでSWANの続編が描かれていることを知りました。
- Maia まいあ-SWAN act II- (平凡社 1〜7巻)
- SWAN モスクワ編 (平凡社 1〜4巻)
- SWAN ドイツ編 (平凡社 1〜4巻)
まいあは、SWANの主人公真澄ちゃんの娘のまいあちゃんの話です。二部構成になっており、一部が2005年〜2009年・二部が2019年〜2022年に発表されています。
モスクワ編・ドイツ編は、SWANのその後の真澄ちゃんの話です。モスクワ編は2010年〜2013年、ドイツ編は2014年〜2018年に発表されています。
※ドイツ編の巻末に、有吉先生のインタビューが掲載されています。SWAN完結までの経緯等、ファンには興味深い内容です。ぜひ読んでみてください。
SWANの時間経過で言うと、上から古い順でこのようになります。
(白鳥の祈りは姉妹編のため、ここでは除外してます。)
バレエに興味を持った全ての方にオススメです
近頃YouTubeでは、古参のバレエ団から新しい試みをされているバレエ、海外で頑張っているバレリーナ、また海外から日本に戻ってきて活躍されているバレリーナ等、さまざまなバレエに携わる方の動画が配信されています。
私が子供の頃、バレエは本当に一部の方のものでしたが、インターネットによって、今まで全く興味がなかった方にもバレエの魅力が広まっているようで、とても嬉しいです。
最近バレエに興味を持った方、また昔SWANを読んでいた方、どちらにも楽しめる素敵な漫画なので、ぜひ読んでみてください。